suwaowa: 日本画「朦朧体」

2007-06-18

Blue on Black


新聞の広告か何かで
横山大観の
「無我」が
長野市の水野美術館にある
というので見に行った
所蔵作品一覧


なんでもこの有名な
「無我」という作品は
同じ構図で
世に三枚あるらしく
そのうちの一枚がそこにあった

そのほかにも
夥しい数の日本画があったが
強烈だったのが
加山又造
「白い太陽」
シロとクロで
すごいインパクト
隣の絵からふと目を移し
額全体が目に入った瞬間に
動けなくなった

それとはまた違い
藍色のモノトーンで
朦朧とした描写
じっと見入ってしまうのが
西郷孤月
「月下飛鷺」

川合玉堂
「渓村春雨」は
日本昔ばなしに出てくるような
山里の村に
春の雨がじわーっと滲むような
これはまた
ずっと見ていたくなるものだった


それぞれの絵で
解説を読んでいると
「朦朧体」と呼ばれる技法があるらしく
確かにそれらは
朦朧としていて線を残さず
風景とひとが
または
月と樹木が
お互いに消え入るように
混じり合っていた